「洗う」|札幌のエステ。安全な化粧品使用で敏感肌でもエステが出来ますアロマのリラックスフェイシャルも。

エステティックサエラ

「洗う」

「エステは洗顔が基本」これは、皆さんもよく聞くフレーズではないでしょうか。

確かにそうですが、意外とこの基本が出来ていないために肌荒れやくすみなどのトラブルを起こしている人も多いのです。
顔だけではなく、体や髪も洗うことの大切さを改めて知っていただきたいと思います。

=洗い方=
サエラのお客様には「耳たこ」と言われそうですが、洗顔料の泡をたっぷり作り、手の力を抜いて、丁寧に洗顔してください。このとき、泡の弾力で手と顔の皮膚が直接こすられない状態がベストです。ゴシゴシ洗っている人いませんか?

気にしたことないし、どのくらいの力加減がいいのか分らない人は、一度、私に洗顔させてください。初めてサエラで洗顔されたときの感想で多いのは「こんなに弱い力でいいの?」です。その時の私の答えは「手の力で汚れを落とすのではなく、泡の力で汚れは落ちるので、皮膚にたっぷりの泡を乗せて10分くらい置くだけでもよいくらいです。毎日の洗顔にそんなに時間をかけられないから手を使うことで時間短縮をしているだけと考えてください。」です。

頬が赤い人(特に利き手側の頬がより赤い)や全体的に黒ずんだ肌になってきた人は洗顔方法を見直してみませんか? 前者は皮膚が薄くなって毛細血管が透けて見えてきた可能性が、後者はごしごし洗いの結果、細かい傷がつき色素沈着をおこしている可能性があります。勿論、乾燥の原因も洗顔にある場合が多いのです。

洗顔ブラシが流行ったことがありましたが、今もお使いの方がいらしたら気をつけてください。手の力の何倍の威力(?)があります。私も若気の至りで使ったことがありますが、りんごのようなホッペになりましたよ。ブラシを止めたら治りましたけれど。

次に私のお勧めの身体と髪の洗い方をお話します。まずは、身体の洗い方です。基本は顔と同じです。

腕や足が粉を吹くように乾燥している人(ここまでひどくないけれど、身体の皮膚が乾燥している人が多いです)は、泡立てた泡だけを手にとり泡で洗うことをお勧めします。こう言うと「それで汚れは落ちるの?」と顔をしかめる人もいますが身体も顔と同じ皮膚なので大丈夫です。乾燥が無くなったら手で洗うのを止めてもいいですよ。

但し、ナイロンタオルやナイロンブラシなどで洗うのだけは止めてほしいと思います。
普通の綿のタオルでいいのです。最初は刺激が無くて物足りないかもしれませんが、そういう方は麻やシルクの素材で、織り方に工夫のしてあるものを試してみてはいかが?
私自身も10数年前は脛が白くなるほど乾燥していましたが、あるエステティシャンに勧められてずっと手で洗っていました。1ヶ月に一度程度は、天然毛のボディブラシで洗いましたが、乾燥は収まり垢がたまることもなく、かえって肌がきれいになりました。

2年位前からは、海綿(天然のスポンジです。市販されているスポンジはほとんどが石油から作られたもので刺激があります)で洗うようになりましたが、今も良い状態です。ただし、お風呂上りには必ず乾燥しやすいところには保湿のために何かをしますが・・・。

この保湿のための何かについては、また別の機会にお話します。

頭を洗う時は頭皮をよく洗うことが大切です。ロングヘアの方でも頭皮を洗った時の泡が自然に流れて髪につくのを指で梳くよう洗うにだけで十分です。(スタイリング剤たっぷり使う方はよく洗ってくださいね)

頭皮は生まれ変わるため新陳代謝をしているので、しっかりと汚れを落とし、髪は死細胞が集まっているだけなので老廃物は出ないため、外からの汚れを落とすだけでよいのです。
毎日洗う人は1度洗い(頭皮が脂っぽくすっきりしない時は2度洗い)それ以外の人は2度洗いがよいと思います。
すすぎはしつこいほどにして、リンスやトリートメントが頭皮につかないように使うことです。頭皮につけていないけれど念のためにすすぎは頭皮にも気を使ってください。

=洗顔料・ボディソープ・シャンプー=
いくら正しい洗い方をしても、肌や髪の改善がみられない人は洗うものについても見直してみましょう。
以前、私の体験談で表示指定成分や合成界面活性剤が入らない化粧品に変えたら、10年以上悩まされていたニキビが出なくなったとお話しました。その時は指定成分のことをお話しましたので、今回は合成界面活性剤のことについてお話します。

合成界面活性剤は石油から出来ていて、汚れを落としたり、水と油を混ぜ合わせたり、静電気を抑えたり、いろいろな働きができる便利な成分です。食器洗いや洗濯洗剤・柔軟剤等に使われていますが、化粧品にもけっこう使われています。
市販のシャンプーやボディソープは合成界面活性剤を水で薄めた合成洗剤と同じようなものです。洗顔フォームやリンスやトリートメントも同じことがいえます。

合成洗剤で洗い続けた時の影響は・・。次のようなことが報告されています。
肌を溶かし角質層やその下の組織まで壊れやすくする。髪はキューティクルを溶かし、細毛、枝毛、裂毛などの損傷を与える。
肌や髪の皮脂を過度に奪い、乾燥や炎症や湿疹を起こす。
頭皮に浸透し毛根を損傷、あるいは消滅させ薄毛、脱毛などの損傷を与える。
洗顔料やシャンプー類は裏の指定成分をチェックするのは勿論、弱酸性だから、植物から出来ているから、香りが好きだから・・・。という理由だけで選ばないでくださいね。

メイクを落とすものは何を使っていますか?
洗顔料は無添加の石鹸などを使っている人でも、クレンジング剤はいいかげんなものを使う人が多いようです。普通のメイクは油分が多いため、油を溶かす成分が使われます。

石油から作られた合成界面活性剤が使われている可能性が高いのです。そのために、肌が荒れたり、にきびが出る可能性もあるのです。私の経験でも*コスメニキビの一番の原因はクレンジング剤かしら?と思っています。ところが、安全性の高いクレンジングはなかなか見つかりません。それで、ほとんどの人が妥協しているのではないでしょうか?

薄化粧の人は、洗顔料の2度洗いの方が刺激の強いクレンジング剤よりはいいかもしれないと思うくらいです。(ただし乾燥しやすいかも・・)同じく洗顔料も気をつけましょう。フォームタイプは間違いなく合成界面活性剤が使われています。合成界面活性剤は洗うものだけではなく、化粧水やクリーム、ファンデーション類、他にもいろいろなものに使われています。気をつけましょう。

最後までお付き合いをいただいてありがとうございます

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